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『ゴールデンタイム』3巻仮面舞踏会 (電撃文庫) 感想 ~リア充爆発しろ~

『ゴールデンタイム』3巻仮面舞踏会 (電撃文庫)

                            ゴールデンタイム〈3〉仮面舞踏会 (電撃文庫)

さぁさぁやって参りました。非リア大学生には辛いライトノベル『ゴールデンタイム3』を読み終えましたので思うところを書きます。そういえば電撃大王で「ゴールデンタイム」漫画化されてるらしいですね!

内容(「BOOK」データベースより)
はれて彼氏彼女の関係となった記憶喪失男・多田万里と、自称完璧なお嬢さま、加賀香子。幕が開けた二人のラブラブな日々は、天然だったりやっぱり完璧志向だったり。一方で、万里は過去の関係が白日のもとに晒されたリンダとは真っ直ぐ向き合えずにいた。そして凹んだ男が一人。柳澤光央は一年生会での盛大な自爆のため深く落ち込んでおり、そんな彼を励ますために万里の部屋でお泊まり会的イベントが発生するが―!?青春ラブコメ第3弾。


評価 8.7/10点 ヤナっさんを応援するあまりこんな中途半端な数値になってしまった
(ほんとはNANA先輩も活躍することだし7.7にしようかと思ったのだがそれだとちょっと低すぎるかなと思ったんだよ。あと、ヤナといえば幽々☆白書が思い出されます)


リア充大学生のドキドキワクワクの快活な生活を眺めるのも前よりは辛くなくなってきた。1、2巻はそれこそ苦虫を噛み潰すように読んでいたのだが、3巻は所々で舌打ちするくらい。やっと慣れてきた。「慣れ」って怖いですね。慣れたと言ってもやはりある程度の苦痛は伴うわけで、この3巻で特に拒絶感を覚えたのは香子と万里がイチャつく場面、鍋パ、それが明けた朝方の場面。

香子と付き合ってさらにリンダとの過去も一応受け入れるという万里に対し悪態をつかずにはいられない巻だった。

さて3巻まで読んでみた時点でどのキャラクターが好きかって話をしようと思う。「ゴールデンタイム」で好きなキャラは香子とリンダ。香子は自身満々でいつもブランドものを身に着けていてそれでいて実は甘え上手だったりするから大好きである。気持ちの良い自己陶酔も好感がもてるし、気持ちの悪い自己嫌悪を抱いていないところもcute. She so cute.
リンダに関しては普通に良い人だから好きだ。可愛いし。あとI wanna make friends with NANA先輩。メイクラブしたいのはリンダ先輩。

一方嫌いなキャラだが(ここからしばらくうらみ、つらみ、妬み、そねみ、ひがみを吐露します)、まずは、当然のことながらもちろん万里が好きになれない(主人公なのに)。記憶喪失がどうしたんだよ。何の面白みもないどこにでもいそうな大学生が調子乗ってんじゃねえよ。てめえがこの物語で主人公できてんのは記憶喪失のおかげなんだよ!あれがなかったらただのモブキャラだよ!むかつくんだよいちいち過去の記憶がどうのこうのさ。死ねよ。
大学1年の有り余ったバイブスを振り絞って行動したり物陰に隠れたり学食で顔を合わせた友達と当たり前のように駄弁りはじめたりさぁ、とにかく万里は嫌いなタイプの大学生だ。こいつとは絶対に友達になりたくないわ。でも幽霊の万里は嫌いじゃない。
あと岡千波ね。
ういう奴いるいるいるいるいる!!!明るくて、気が利いて、つまらそうにしてると飲み会とかで話しかけて来そうな女子。寒気がするよ。自分のこと可愛いと絶対思ってるんだろうなー、って振る舞いに加え時たま暗い部分を見せる(それが計算であろうとなかろうとウザい)奴。森ガールの世界観に巻き込まないで欲しい。ギャルDQNの方が全然マシ。
あとさ、
二次元、てめえもだ。もしかするとね、二次元君みたいな奴が一番嫌いかもしれないんだ。アニオタでリア充でアイフォンで岡千波とメールするなんて愚の骨頂にも程がある。キモっ!!コミュ力すごい高いし、二次元好きっていう設定無しにしてほしい。つーことでこいつと岡千波が付き合う→デキ婚→大学辞める→物語からフェードアウトという超展開を希望する。

やなっさんは好きでも嫌いでもない。ただ、頑張ってほしいという気持ちはある。パーマかけてイケメンに磨きがかかっても別にムカつかないし、男キャラでは唯一友達になってもいいかな(何故こんなに上から目線)。ギャルに言い寄られてるヤナッさん可哀想だったけれど俺は何故か助けにきた万里にイラっとした

総合的に見て学食で戯れるこのグループ嫌い。悪人には友多し。類は友を呼ぶ。万里もやなっさんも二次元も岡千波もリンダも低脳な、よくみる光景に馴染む群れるしか能の無い豚どもと同じだ!キャンパスライフを描いたキャンバスでは背景にしかなり得ない存在なんだよ。唯一K.O.K.O.U(孤高)の狼になれるポテンシャルを有するのはこの馴れ合い典型的大学生グループの中では香子だけだ!早く万里とかいう奴と別れて!香子!現状に甘んじてはいけないぞ!

ものすごくラディカルな意見を言ってしまっているけれども、リア充に対するただの嫉妬です。それがひねくれて怨恨や憎悪に変わっただけです。はい。次巻からも嫉妬しながら、shit!って言いながら、大学で一人で過ごしすぎた自分を叱咤激励しながら読みます。推測する部分も大きいけど、本当にリアルなんだよ。「いるいるいる。あるあるあるある。」のオンパレード。リア充の一つ一つの行動や大学内での喧騒とか会話の描写が全部言い得て妙。

なんだかんだ言って話に引き込まれるし、巻を重ねるごとに面白くなってきている。NANA先輩、リンダの兄などの新しい登場人物もいて(ほんとは新しくないし、リンダの兄は出てこないけど)暇と元気を持て余した大学1年生特有のスラップスティックも羨ましい、否、読んでて楽しいし、ギャグもぶっちゃけて言うと素直に笑えるし、「顔麺」の場面なんかも実はお気に入りだったりする。


ZAZEN BOYS  DAIGAKUSEI


やっぱこの物語って大学受験を控えた高校生のためのものだと思う。


この巻で特筆すべきは万里と香子のイチャラブ具合の他に、映画「モテキ」でも少し論争になった(※嘘ですなってません)所謂「朝方の雑魚寝問題」である。これは「鍋パなどでワイワイはしゃぎ倒す→遊び疲れていつの間にか就寝→皆が寝静まる中1組の男女だけが寝ずに起きている→いかがわしい雰囲気になる」という、若者が「宅飲み」した後によく起こる現象であるが(ちなみに私は「宅飲み」というタームが大嫌いである。聞いただけで反吐がでるわ)、想像しただけで顔が歪んでくる。と言っても私はこういう現場に立ち会うことがないので寝たフリすらできないんだけどね。「空気読み」を強制されるシチュエーション建設のスレイブになるくらいなら一人でアニラジ聞きながらぐっすり寝たいし、鍋パなんかに誘われなくてもいい。寝たフリをせざるを得ない状況に行かなくてもいい自分の人付き合いの悪さを肯定したくなってくる。
今作で皮肉なのはやなっさんを励ます会でリンダと万里がベランダで話している間寝たフリしなければならなかった朝方の雑魚寝問題の犠牲者が、こともあろうに香子だった可能性があるということだ。ラストの香子の上の空の態度とから察するに、そういうことなのだろう。風邪も嘘だ。一番見られちゃいけない人に見られちゃったよor聞かれちゃったよ!万里ざまあwwwそして香子可哀想・・・
写真が無くなっていることからも万里とリンダの過去が周りに知れるのも時間の問題っぽいし、こりゃ次巻あたりで修羅場来るで・・・

ただ4巻出るの年明けらしい・・・ゆゆこ嬢この間連載始まった漫画とかで忙しいのかな。

お泊り会をする本間充(リア充の別名)には私怨があって、私が住む学生寮でもたまに夜馬鹿騒ぎしている連中がいて迷惑極まりない。とにかく五月蝿いんだよ。しかも注意しようとピンポン押しても酔った女が「入ってきていいよ~!」と中からインターホンのスピーカーで馴れ馴れしくリプライしてくるわけよ。知り合いか何かと勘違いしているのか、もしくは知らない奴とでも一緒に宴を楽しみたいという「欧米産誰でもウェルカム思想」の持ち主なのかは知らないけど、全く話にならない。死ねばいいと思う。あとコールする奴も即刻帰ってほしい。あとね、この間なんかロビーの階段に座って(服は着てたけど男の膝の上に女が股開いて座ってた)接吻しているカップルがいて、俺は瞠目する他なかったよ。だって屋内とはいえ完全に公共の場なわけだよ。でもさっきの馬鹿騒ぎリア充とは異なりこっちは「もっとやれ」と思ったけどね。アオカンの範疇に含めてもいいくらいのエロさを放っていたからだ。階段を上れないという迷惑は被っていたけれども、むかついたけども、許した。いやいやかなりどうでもいいこと書いちゃったよ!


閑話休題。

話を戻そう。

毎度毎度リンダなり香子なり岡千波なりのファッションについて詳らかに書かれているのだけれど、はっきり言ってブランド名とか知らないし、パンプスがどうのこうの言われてもよくわからない。女子の服装に関して微に入り細を穿った説明をされても、小生のような「お洒落」という言葉には縁が無い陰キャラ風情にとっては、「何それおいしいの?」と思うような単語が並んでるだけなのだけれど・・・そんなの分かるの女子だけじゃないの?不要だとは思わないけど、ファッションに関して少しでも疎い人にはあまり頭に入ってこないと思うのです。

普通のライトノベルと少し異なる成分として記憶を無くす前の幽霊の万里の語りがあって、それがこの「ゴールデンタイム」という物語に奥行きをもたせていると思うのだけれど、3巻ではいつものように万里を見守る、のみならず悲痛な叫びとして万里に置いていかれることを嘆く場面がある。万里がリンダとの間柄を再構築するにあたり今までとは違う心境の変化が生まれているわけだ。瞬間的に生身の万里ともう一人の幽霊と万里がシンクロする場面があったが、これは万里の記憶が戻りかけていることを意味するのだろうか。

リンダと過ごせば記憶が取り戻すことができるかもしれないが香子との関係がめんどくさいことに。このまま香子と馴れ合っていけば俺が嫌いな万里が人格を乗っ取り続けるけどリンダとの過去がバレてめんどくさいことに。個人的には最終的に万里が記憶を取り戻してリンダと「くっつく」のが理想。

まあいずれにしろ
今の万里にはもっと苦しんでほしい。






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初めて拝見したんですが、面白いブログですね笑
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